1. 淋菌性尿道炎
ほとんど直接接触により感染し、急性前部尿道炎として発症する。潜伏期間は3~7日間で初発症状として外尿道口から分泌物を排出するが、分泌物は漿液性からしだいに膿性となり、ときには血尿がでることもある。また初期排尿痛、排尿時の尿道灼熱感、外尿道口の発赤を認める。
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昨年、平成16年の性病の傾向についてお話しします。 患者さんは、20...
淋病などの尿道炎で、痛みや膿がでて性病科に駆け込んでも、抗生物質や...
疾病名 比率(%) 疾病名 比率(%) 淋菌感染症 (尿道炎・膣炎等) 14.3 ...
疾病名 比率(%) 疾病名 比率(%) 淋菌感染症 (尿道炎・膣炎等) 12.5 ...
疾病名 比率(%) 疾病名 比率(%) 淋菌感染症 (尿道炎・膣炎等) 8.7 性...
疾病名 比率(%) 疾病名 比率(%) 淋菌感染症 (尿道炎・膣炎等) 4.3 性...
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ほとんど直接接触により感染し、急性前部尿道炎として発症する。潜伏期間は3~7日間で初発症状として外尿道口から分泌物を排出するが、分泌物は漿液性からしだいに膿性となり、ときには血尿がでることもある。また初期排尿痛、排尿時の尿道灼熱感、外尿道口の発赤を認める。
排尿時の熱感や尿道の掻痒感などの尿道刺激症状が起こり、外尿道口より少量の分泌物がみられる。ときに膿尿、血尿がでることがある。なかには包皮炎や亀頭炎より波及する。淋菌、クラミジアは検出されない。
直接接触による感染であるが、最近フェラチオから感染する例が多発している。初発症状として水様性分泌物が尿道からでる。また痒み、違和感、排尿痛などがある。
梅毒トレポネーマの感染によって起こる慢性特異性炎症性疾患である。感染後3週間でトレポネーマ侵入局所に初期硬結を生じ潰瘍化する。感染後3ヶ月を経過すると全身に梅毒疹、粘膜疹および脱毛を生じる。また全身のリンパ節が無痛性に腫大してくる。感染後3年以上を経過すると結節性梅毒疹あるいはゴム腫性梅毒疹を生ずる。この時期になると全身の諸器官が侵される。
軟性下疳菌を病原体とする性病である。感染すると2・3日後、遅くとも7日後に感染部位にアズキ大までの小丘疹が発生し潰瘍となる。自発痛、圧痛を伴う。男性では冠状溝、亀頭に、女性では大小陰唇、膣口、尿道口に好発する。
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性交感染から3~7日して外陰部に掻痒感があり、37~39℃の発熱とともに急激に外陰部に疼痛が出現する。疼痛のため、歩行が困難なこともある。これらは外陰部に広範囲に出現する浅い潰瘍に起因する。
軟性下疳菌を病原体とする性病である。感染すると2・3日後、遅くとも7日後に感染部位にアズキ大までの小丘疹が発生し潰瘍となる。自発痛、圧痛を伴う。男性では冠状溝、亀頭に、女性では大小陰唇、膣口、尿道口に好発する。
黄色ないし緑白色の帯下がある。膣部内は発赤、腫脹の炎症状態となり、かなり痛みを伴うことが多い。
性交による接触感染。自覚症状はないが、性病の中で一番再発しやすい。潜伏期間は平均3ヶ月である。好発部位は陰茎冠状溝、包皮、大小陰唇、肛門周囲である。粟粒大から指頭大までの大きさで、表面は乳頭状に増殖し鶏冠状、花野菜状を呈し、弾性軟で融合傾向が強い。
直接接触による感染であるが、最近フェラチオから感染する例が多発している。初発症状として水様性分泌物が尿道からでる。また痒み、違和感、排尿痛などがある。
白い粘液性の帯下があり、軽い痒みを伴う。自覚症状は弱いが、菌が上行性に向かうと子宮頸管炎、卵管炎を惹起する。
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