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謎の尿道炎

いまから30年ほど前の話になりますが、淋病を治療したあとで再び尿道炎が起きるということがたびたび起こりました。

検査をしても淋菌はもちろんのこと、他の細菌も見あたりません。

もちろんこの間に風俗に行ったり、ということもありません。

いったいどうしたことでしょうか?

じつはこれ、淋菌とともにクラミジアも感染していたのです。

当時はまだクラミジアを検出する方法がなかったので、クラミジアの感染を見逃していたのです。

もちろん現在では、淋菌と共にクラミジアの検査もしますのでこのようなことはなくなりました。

しかし今度は使用する薬剤によって、逆のことが起こるようになってきました。

つまりタリビットやクラビットなどのニューキノロン系と言われる抗菌剤を使って淋菌やクラミジアを治療しようとすると、淋菌はこれらの薬剤に対して抵抗力、つまり耐性を持つものが多くなってきたのでクラ ミジアはなくなっても淋菌は残ってしまう、ということが起こるようになってきました。

ここで残してしまった淋菌は、この他の抗生物質や抗菌剤に対しても耐性を持ちやすくなってしまい、治療が手間取ってしまうことが多くなります。

まずセフェム系の抗生物質で淋菌を確実に取り除いて、つぎにクラミジアをなくしていくという順序で治療をしていかないと、治りにくくなり後遺症を残してしまうこともあります。

最近の尿道炎では、2種類3種類の細菌が同時に感染していることは珍しくありません。

順序立てて感染した菌を取り除いていかないと意外と治療が長引いてしまい、お金も時間も余計にかかってしまうことになります。
 


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